2013年1月29日火曜日

手術部の消毒法

皆さん、手術部の消毒はどのような方法で実施していますか?

本来、手術時の消毒法や滅菌法は最も厳格さの求められる技術であるにもかかわらず、ほとんどの動物医療施設であまり重要視していないのが現状ではないでしょうか?

特に整形外科分野では、術中感染は重篤な術後合併症の原因となるため、消毒・滅菌には最大限の配慮が必要です。(骨癒合不全で紹介されてくるほとんどの症例から、細菌感染が検出されています。)

日本獣医生命科学大学動物医療センターにて私が行っている手術部の消毒法を動画で紹介します。



手術部の消毒法にはいくつかの方法がありますが、私はクロルヘキシジンとアルコールを用いた洗浄を好んで行っています。また、最後のイソジンは乾燥後に殺菌効果が残留し、消毒効果が最大限に引き出されますので、イソジンスプレーはなるべくミストの細かいノズルを使用しています。

完璧な滅菌・消毒は、術後感染症のリスクをゼロにするだけでなく、切開線の癒合も早まります。