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手術撮影用カメラ(dicapacを利用する方法)

手術中の写真撮影に関する話題です。

手術用の滅菌カメラを使う上で最も安価な方法はDiCAPacを使う方法だと思います。

注)
手術中の撮影装置に関しては、直接患者に接触しないため、「医療器具」に該当しないと考えられています(執筆時点)。ですから、獣医師の責任と判断のもと市販のカメラを滅菌して使用することができます。実際には、カメラを滅菌したケースに入れて使用します。


DiCAPacはビニール製の防水ケースで、レンズ面には透明ガラスが使用されています。
汎用サイズなので、自分のデジカメの大きさにあったサイズを選んで使用します。
http://www.dicapac.jp/
 

 
↓Canon Powershot S110を入れてみた様子

↓上から見た様子。電源ON後に突出してくるレンズに形が合うように工夫されています。

↓液晶側


↓ビニールが柔らかいので、電源やシャッターなどのボタンを押すのは容易です。ダイヤルを回すのは無理だと思います。テレ~ワイドのズームレバーは何とか操作できます。


↓DiCAPacはエチレンオキサイトなどのガス滅菌が可能です。ただし、そのままの状態だとカメラの挿入口付近を汚染してしまう危険性がありますので、ちょっと一工夫が必要です。
私の場合、封筒のサイズがちょうどよく適合したので、封筒のしたをハサミで切って筒状にしたものを利用しました。


↓封筒の底を切ったものをDiCAPacの中に挿入しておきます。この状態で滅菌パックに入れて、ガス滅菌します。

↓滅菌したDiCAPac を術者は受け取り、下の写真のような方法で外周りの介助者にデジカメを挿入してもらいます。この時、デジカメおよび介助者の手は封筒のみに触れるように注意して挿入します。


↓反対側から見たところ。術者はDiCAPacの下側のみを持ち、封筒には触れないように注意します。
 
 
↓カメラを挿入できたら、介助者は封筒の上だけを持ってDiCAPacから引き抜きます。写真ではひとりで操作しているので写っていませんが、実際にはDiCAPacの下側を術者が持っているものと考えてください。 


このような方法で、封筒を一枚利用するだけでDiCAPacの入り口を汚染することなくデジカメを挿入することができます。

リングライトやマクロレンズを装着することは出来ませんが、手術室の照明で撮影可能な被写体では十分鮮明な画像が撮影できます。数千円ととても安価で購入できますし、すでにコンパクトデジカメを持っているのでしたら、それがすぐ利用できます。参考にしてください。

なお、上記文章を読んだうえで理解ができない人は、滅菌操作に関する安全性が確保できないと思いますので、実践しないでください。







































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