手術用カメラに関する話題です。
術者が手術中にデジカメで撮影するならば、やはり滅菌可能なハウジングを利用するしかないという考えに至りました。
私はCanon Powershot S120を気に入って使用していたのですが、生産中止となりました。
メーカーは後継機種のリリースも止めたので、Powershot S100シリーズは廃盤となりました。
カメラ自体が生産中止となると、ハウジングも当然ながら入手が困難となってきます。
かねてから、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)可能なハウジングを作りたいと考えていました。
株式会社フィッシュアイ(http://www.fisheye-jp.com/)さんに相談しましたところ、Nauticam製品をベースに改造をおこない、樹脂パーツなどを耐熱材に組み替える方法でオートクレーブ可能なハウジングを製作することができました。
制作費用は高かったです。本体価格の3倍くらいの費用がかかりました。実際にオートクレーブしても問題なく使用できましたが、50回くらいオートクレーブを行うと、ゴム部分の劣化や樹脂の変形(気泡の発生)がみられてくるので、それらの消耗パーツは定期的に交換する必要がありそうです。
オートクレーブできるということは、1時間程度で滅菌可能ということです。1日の手術でくり返し使用することも可能となります。これはとても便利じゃないかと考え、キャノンにこのような商品開発をしてくれないかとメールをおくりましたが、あっさり断られました。通常、人付き合いを考えて、いきなり断ることはためらいますが、興味のないことには第一段階で強くシャットアウトしたほうがいいということを学びました。
術者が手術中にデジカメで撮影するならば、やはり滅菌可能なハウジングを利用するしかないという考えに至りました。
私はCanon Powershot S120を気に入って使用していたのですが、生産中止となりました。
メーカーは後継機種のリリースも止めたので、Powershot S100シリーズは廃盤となりました。
カメラ自体が生産中止となると、ハウジングも当然ながら入手が困難となってきます。
かねてから、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)可能なハウジングを作りたいと考えていました。
株式会社フィッシュアイ(http://www.fisheye-jp.com/)さんに相談しましたところ、Nauticam製品をベースに改造をおこない、樹脂パーツなどを耐熱材に組み替える方法でオートクレーブ可能なハウジングを製作することができました。
制作費用は高かったです。本体価格の3倍くらいの費用がかかりました。実際にオートクレーブしても問題なく使用できましたが、50回くらいオートクレーブを行うと、ゴム部分の劣化や樹脂の変形(気泡の発生)がみられてくるので、それらの消耗パーツは定期的に交換する必要がありそうです。
オートクレーブできるということは、1時間程度で滅菌可能ということです。1日の手術でくり返し使用することも可能となります。これはとても便利じゃないかと考え、キャノンにこのような商品開発をしてくれないかとメールをおくりましたが、あっさり断られました。通常、人付き合いを考えて、いきなり断ることはためらいますが、興味のないことには第一段階で強くシャットアウトしたほうがいいということを学びました。